粉体塗装

粉体塗装とは?

ホームセンターなどで販売されている一般的な塗料は溶剤に顔料が溶け込んでおり、塗装後溶剤が揮発して塗膜が形成されます。これに対して顔料を直接金属に吹き付けるのが粉体塗装です。顔料の他に硬化剤や添加剤、フィラーなどが必要に応じて配合されます。「パウダーコーティング」とも呼ばれるように、塗るというより細かい粒子で金属をコーティングするといったイメージです。

粉がどうして金属にくっつくのかというと、それは静電気の力です。被塗物はアースされプラスの電気を帯びています。そこにマイナスの電気を与えられた粉体の塗料がくっつきます。その後オーブンで加熱(焼き付け)されて均一な塗膜が形成されます。

粉体塗装はガードレールやスチール家具、自動車部品、エクステリア用品等、過酷な使用状況の塗装に多く利用されています。強くてしなやかな塗膜に加えて有機溶剤を使用していないことから人体にも環境にも優しい塗料といえます。



高級外車にも使用されている塗料品質

粉体塗装は、環境規制の強かったヨーロッパでは、古くから採用されている塗装方法で、その塗装品質から、1990年代、粉体塗装の本場ドイツでは、高級外車であるBMWとベンツの粉体塗装ラインが稼働されてきました。高級外車の美しいボディを表現するために、粉体塗装は無くてはならない存在なのです。



粉体塗装の特徴

  • キズに強く、耐熱性・耐油性に非常に優れた塗装方法
  • 柔軟性にも優れており、塗装の寿命が長い
  • 粉体塗装された金属はピンホールなども少なく、金属が空気に触れにくいため、防錆能力に優れている
  • 有機溶剤を全くしようせず、無駄な塗料も使用しないため環境にも生態系にもやさしいエコ塗料

XR4-110STm

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